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まだ暗い中、意気揚々と出発です。僕は既に、これからの登りを思い出して、うんざりしています。ひたすらしんどかった薊畑への登りを、まさか2度も登る事になろうとは・・・。でも、光小屋で縦になって寝るのは”絶対にイヤ”だし・・・・・、と自分を励ましつつひたすら登ります。 |
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”前回はこの辺で、ヒルに血を吸われ、首を真っ赤に染めたおじさんがふうふう言っていたよな・・・・”と、前を行くショウタンの太い足を見ると、居るじゃありませんか、ヒル!!”ショウタン、ヒル!””キャー!!、シマヤン取って・・・”と言ったとか言わないとか・・。それにしてもあんなに小さなヒルが見える僕の目も大したものです、ハイ。 |
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前回同様、なかなか薊畑につきません。”薊畑に着いたら、高度計を合わせよう”と、はるか先を行く御二人の声。でも、これまた前回同様、いきなり快晴の薊畑分岐へ飛び出します。”あれ〜?薊畑はどこ??” |
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”これから聖岳へピストンする”という、大虎一団の声を聞きつけ、ショウタン・シマヤン、なにやらひそひそ・・・。”今日は、聖平小屋でゆっくりしましょう。ビールは飲まないけど!”と、声を大にして主張する、すでに足ガクガクの哀れな松でした。そこはさすがに年の功、”そうだな、今日は予定通りゆっくりするか・・”との声に、思わず嬉し涙がちょちょ切れました。”だから、オジサンって好き!!”(大笑) |
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御二人とも、余裕綽々デス。シマヤン、片時もビールが放せません。ショウタン、蒸れるの??
聖平小屋は、14年前と変わらず、前回宿泊した、懐かしの素泊まり小屋もまだ現役でした。 |